性病インデックス
性感染症(STD- Sexually Transmitted Disease)性行為を通じて感染する病気を総称して「性感染症」と呼んでいます。近年、性感染症は男女問わず増加の傾向にあり、特に若年層に広がりつつあります。淋病、クラミジア、陰部ヘルペス、尖圭コンジローム、エイズ(HIV)、梅毒、トリコモナス、B型肝炎、C型肝炎、そけいリンパ肉芽腫、膣カンジタ、毛ジラミ等の種類や症状が様々で、そのまま放っておくと、副睾丸炎や急性膀胱炎、腹膜炎などの合併症を引き起こすことも珍しくありません。また中には死に至るもの、男女共に不妊症の原因になるものもあります。日ごろから清潔にしておくことと、コンドームを使用することは言うまでもありませんが、よく観察し、おかしいと気づいたら早めに病院を受診しましょう。今でも性感染症は他の疾患に比べ、恥ずかしい病気と考らえており、受診しにくいことが多いようですが、早期発見、早期治療が重要です。 また、治療はパートナーと共に行うことが大切です。
| ■梅毒 Syphilis | ||||||
病原体 |
梅毒トレポネーマ・パリダム(Treponema Pallidum) | |||||
感染経路 |
キス、性交、性交類似行為、輸血、先天性など | |||||
症状1期 (感染後3週) |
感染したところに痛みのない盛り上がった赤いしこりができる。 しこりは数週間で消えるが、リンパ節に入り込んで増殖する。 男性では主に亀頭に、女性では性器や外陰部にあらわれる。 感染後3~6週目で梅毒検査が陽性となる。 |
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症状2期 (感染後3カ月) |
バラ疹と呼ばれる小型の紅斑が全身にでき、発熱、頭痛、だるさなどの症状があらわれる。 あずき大の赤い盛り上がった発疹が外陰部や肛門付近、顔や手足に出る。 リンパ節が腫れ、扁桃腺になることもある。 |
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症状3期 (感染後3年) |
皮膚・粘膜・内臓にゴム腫と呼ばれるゴム様の弾性ある肉芽性病変があらわれる。 いわゆる「鼻が落ちる」と言われる段階。 病原体が骨を溶かす。 |
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症状4期 (未治療で10年以上) |
皮膚の症状はなくなるが、せき髄などがおかされ、歩行障害、下半身麻痺などになることもある。 また、中枢神経障害や、脳がおかされることも。 脳がおかされると言語障害や誇大妄想、判断力の低下など、痴呆症状があらわれる。 |
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検査 |
血液検査を受ける必要がある。 梅毒の検査は血液検査による抗体反応で調べるので、感染からおよそ3週間以上経過しないと抗体反応が現れない。 怪しい性交渉があってからすぐに検査を受けても感染が見つからないので、一ヶ月近く経ってから検査を受けること。 |
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治療 |
マクロライド、テトラサイクリン、ペニシリンなどの抗生物質の服用、もしくは注射。 2~3週間で治るといわれている。 梅毒は早期治療によって完治できるが、梅毒トレポネーマに対する抗体は、一生陰性化することはない。 つまり、たとえ治療によって治ったとしても感染した事実(陽性)は残ってしまう。 保険が効く。 |
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備考 |
梅毒はコロンブスが新大陸の発見とともヨーロッパに持ち帰り、その後爆発的に全世界に拡がった病気。 1905年、スピロヘータの一種である梅毒トレポネーマの感染によって起こることが発見された。 1929年、梅毒の特効薬である抗生物質「ペニシリン」の発見。以後梅毒の大流行はなくなった。 現在の梅毒は潜伏梅毒が主流で、その症状がほとんど表れない場合が多い。 妊婦は母子感染を引き起こす可能性があり、死産、早産を起こしたりなど何らかの異常をともなう。 |
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| ■淋病 Gonorrhea | ||||||
| 別名 | 尿道淋 venereal disease gonorrhoea〈VDG〉 | |||||
| 病原体 | 淋菌 (Neiseria gonorrhoeae) | |||||
| 感染経路 | 性交、性交疑似行為 | |||||
症状・男性 |
2~7日の潜伏期の後、尿道の軽いかゆみ、熱っぽさが出る。 尿道口から、粘着質でクリーム色の膿が出る。 オシッコをするときに焼け付くような痛みがある。 放置しておくと、オシッコが出にくくなり、さらには尿に血が混じる事も。 病原菌は、尿道炎に始まり前立腺、精嚢、精巣上体へと進展する。 |
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症状・女性 |
2~7日の潜伏期の後、陰部がかゆくなり、赤く腫れる。 おりものが黄色っぽくなり、増える。 放尿時の痛みはほとんどないが、放置すると子宮内膜炎を併発し、出血や下腹部痛があらわれる。 病原菌が、尿道、腟、子宮頸管へと波及し、急性化膿性炎をおこす。 菌血症、関節炎、および心内膜炎などの重篤な合併症を起こすこともある。 また骨盤腹膜炎を併発した場合、発熱も見られる。 出産時に赤ちゃんに感染すると、結膜炎となり、失明することも。 病気が進行すると、不妊症や、子宮外妊娠の原因となることもある。 |
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| 治療 | ペニシリンなどの抗生物質注射または内服薬でおよそ1~2週間ほどで完治。 セックス、キス、ペッティングは厳禁。 念のため、タオルやお風呂も他の人と別にし、性器を清潔にする。 治療せずに放置した場合には、2~3ヶ月で症状は無くなっても他人に感染することがあるので必ず完治させること。 治療費は保険を使わない場合で15.000円ほど。保険が効く。 |
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| 備考 | オーラルセックスやアナルセックスによる、淋菌性咽頭炎や直腸炎も見られるようになった。 菌の抵抗性は極めて弱いので、便座、タオル、コップなどの接触で感染することは殆ど無いと言われている。 |
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| ■軟性下疳(げかん) Soft chancre | ||||||
| 別名 | 陰部下疳 chancroid, genital chancre | |||||
| 病原体 | デュクレイ桿菌(Haemophilus ducreyi) | |||||
| 感染経路 | 性交 | |||||
症状 |
感染後2~5日して、外陰部に痛みをともなう赤い小丘疹ができる。 この潰瘍は、放っておくと大きくなり、数も増える。 ついで膿疱(うみ)、潰瘍(かいよう)をつくり、痛みもともなうす。 2~3週後に鼠径リンパ腺(太股付け根のリンパ腺)が腫れ、痛みが強くなる。 発熱し、腫れた部分が破れて潰瘍を作り、接触部に広がってく。 |
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| 治療 | サルファ剤やテトラサイクリン系の抗生物質の服用、その軟膏を患部に塗って治療する。 内股の部分が腫れるので、そこに冷湿布をほどこす。 膿がたまっている場合は切開して除去する。 |
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| 備考 | 戦後少なくなったが、現在は海外で感染して来る例がほとんど。 東南アジア、アフリカ方面へ旅行に行く人は注意。 |
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| ■陰部(性器)ヘルペス Genital herpes | ||||||
| 病原体 | 単純ヘルペスウイルス(単純性疱疹ウイルス) ヘルペスウイルスII型(HSV II:herpes simplex virus II) |
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| 感染経路 | 性交、母子感染 手や物に付着したウイルスも数時間感染力があると言われている。 保菌者が口中に感染している場合はキスなどの接触でも感染の恐れがある。 |
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症状・急性型 |
感染後2~7日間の潜伏期の後、外陰部や膣内に熱っぽさを感じる。 但し、感染しても潜伏したまま症状が出ず、体調の悪い時や抵抗力の落ちた時に発症し症状が出ることがあるため、いつ感染したものかを判断するのは難しい。 陰部にかゆみやヒリヒリとした痛みを感じ、軽い刺激をともなって赤くなる。 その後3~4日して、米粒大の赤い湿疹や、水泡ができ、潰れると非常に痛い。 頭痛、発熱、鼠径リンパ腺(太股付け根のリンパ腺)の腫れなどが見られる。 歩くと擦れて痛いため、歩行困難や排尿困難になることも。 |
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症状・再発型 |
ヘルペスウィルスはいったん感染すると、神経に潜伏し、治ったと思ってもまた再発しやすい。 急性型に比べて症状は軽く、水泡の数も少ない。 疲労や生理、セックス、ストレスなどがきっかけで再発することが多く、症状に悩まされるあまりヘルペスノイローゼになることもある。 特に妊娠中に症状が出た場合、出産時に新生児に感染して新生児ヘルペスを引き起こす。 産道感染等による新生児のヘルペスウイルス感染症は、ヘルペスウイルスが細胞から細胞へと直接感染していくため、母親からの移行抗体による発症の予防が困難であり、極めて重篤な病態を示し、しばしば致命的となることがある。 |
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| 治療 | 抗ウィルス剤アシクロビルの服用、注射、軟膏の塗布。 再発型の場合、早めの治療で3~4日で改善するが、個人差が大きい。 特に症状が強い場合、免疫強化剤ガンマグロブリン、インターフェロンを注射することも。 保険が効く。 |
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| 備考 | 口唇にできるヘルペス(単純ヘルペス、口唇ヘルペス)は、I 型のヘルペスウイルスが原因。 II型は性器ヘルペスとも呼ばれているが、現在では、Ⅰ型、Ⅱ型、どちらでも性器ヘルペスが起こり得ることが知られている。 |
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| ■伝染性単核症 Kissing Disease | ||||||
| 別名 | キス病 IM:infectious mononucleosis |
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病原体 |
EBウイルス(EB virus) エプスタイン-バーウイルス(Epstein‐Barr virus) |
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感染経路 |
キス、経口(飲み物の回し飲みで感染した例もある)、だ液 | |||||
症状 |
潜伏期間は約35日。 発熱、のどの腫れや痛み、頸部リンパ節(首のリンパ節)の腫れが1~4週間続く。 皮膚の小さな吹き出物や、関節痛なども。 また伝染性単核症の患者の半数で、脾臓の腫れが見られる。 脾臓の破裂が伝染性単核症の患者の死因となることがまれにあるので、脾臓の破裂を防ぐため、おなかに圧力や衝撃がかかるようなこと(重いものを持ち上げたり、体がぶつかることのあるようなスポーツ)は発病後2ヶ月は避けること。 |
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治療 |
自然治癒してしまうことがほとんど。 高熱やのどの痛みなどには非ステロイド系消炎鎮痛剤を服用する。 |
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備考 |
EBウイルスはヘルペスウイルスの仲間で、全世界に分布し、成人の80~90%が感染している。 だが、中年以降のほとんどの人が抗体を持っているため、発症することは稀。 思春期から青年期の若者には、抗体を持っていない人が多く、感染、発症しやすい。 EBウイルスの感染による伝染性単核症の症状が4ヶ月以上続くことは、ほとんどないが、6ヶ月以上続くことがあれば、慢性EBV感染症と呼ばれることもある。 |
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| ■伝染性軟属腫 Molluscum Contagiosum | ||||||
| 別名 | みずいぼ | |||||
| 病原体 | 伝染性軟属腫ウイルス(Pox virus科、DNAウイルス) | |||||
| 感染経路 | 性交、性的疑似行為、接触、水を介しての感染 タオルなどの共有によってうつることもある。 |
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症状 |
潜伏期間は2~7週間。 童、小学生、幼児に多い皮膚疾患。 成人でも起こることがあり、特に性行為感染で陰部に感染することがある。 ウイルスによる良性のイボで、時々かゆくなることはあるが、ひどく痛くなるようなことはない。 イボは皮膚と同色または白色で表面が滑らか、大きさは1~5mmくらいで、大きいものでは中心に陥没ができる。 |
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| 治療 | 角質溶解剤をはったり、硝酸銀で腐食させたり、液体窒素で焼いたりといろいろな方法が考えられるが、トラコーマ鑷子でとる方法が最も確実。 自然治癒する例もあるといわれているが、多発したり他の人に伝染させてしまう可能性があるので、早めの治療をした方がよい。 一度かかって治った後は、免疫ができるので、再びかかることはほとんどない。 |
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| 備考 | プールでの感染がよく報告されているが、通常の塩素濃度でウイルスはすぐに死んでしまうので、これは水中ではなく更衣室やプールサイドの方。 ビート板やタオルは共用しない方がよい。 |
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| ■尖圭コンジローム Condyloma acuminatum | ||||||
| 病原体 | 乳頭腫ウイルス・ヒトパピロ-マウィルス(HPV:human papilloma virus) ヒト乳頭腫ウイルス6型、11型 |
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| 感染経路 | 性交 手や物に付着したウイルスからも感染することがある。 |
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症状・男性 |
潜伏期間は3~8ヶ月ほど。 感染後、数週間から2~3ヶ月を経て、陰茎、尿道口、陰嚢、肛門の周囲にブツブツとしたデキモノができて、それが次第に大きくなる。 亀頭と陰茎の中央にある溝(環状溝)にササクレのような腫瘍ができ、増えていく。 局部はやわらかく、薄い赤い色で痛みはない。 放っておくとさらに増殖し、一部が壊死し、悪臭を発するようになる。 |
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症状・女性 |
潜伏期間は3~8ヶ月ほど。 感染後、数週間から2~3ヶ月を経て、大小陰部の内側や膣口、肛門の周囲に先のとがったイボ状のデキモノができる。 かゆみと異物感あり。 放っておくといくつか固まって白いカリフラワー状態になることも。 まれにオーラルセックスで咽頭にできることもある。 このウイルスは子宮癌になる原因のひとつとも言われているので、子宮癌検査も受けておいた方が良い。 |
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| 治療 | 治療には外科的療法と薬物療法があり、外科療法には、メスによる切除、液体窒素による凍結療法、電気焼灼、レーザーメスによる蒸散法などがある。 薬物療法には、ポドフィリンチンキ、5-FU軟膏、ブレオマイシン軟膏などの局所塗布を行う。 妊婦の場合には、薬剤の胎児への毒性から、外科的療法が選択される。 治療費や治療期間は症状の程度と治療法により変わるが、10日から数ヶ月。 保険が効く。 なによりも清潔を心掛けることが大切。 徹底的に治さないと、再発する可能性大である。 |
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| 備考 | 尖圭コンジローム自体は、良性の腫瘍であり、自然に治癒することも多いすが、子宮頸部癌、陰唇癌との関連が考えられている。 包茎の人の発病率が高い病気である。 |
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| ■B型肝炎 Hepatitis B | ||||||
| 病原体 | B型肝炎ウイルス ヘパドゥナウィルス(HBV:hepatitis B virus) |
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| 感染経路 | 性交、輸血 B型肝炎ウイルスは感染者の血液や体液に出現する。 これが性行為によって粘膜に接触、あるいは医療行為によって傷口から侵入すると感染する。 |
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症状 |
免疫能が正常な成人に感染した場合、一過性のウィルス感染がおこる。 しかし宿主の免疫応答の結果、最終的にウィルスは排除される。 1~3ヶ月の潜伏期を経て発病する。 体のだるさ、疲れ、不眠症、食欲不振、吐き気、微熱や下痢をおこす。 肝臓周辺に鈍い痛みを感じる。 尿が赤茶色っぽくなり、目や肌、粘膜などに黄疸が出始める。 症状が進むと、肝硬変や肝臓がんを併発することもあるので要注意。 重症例では、肝臓の機能不全により生命に危険が及ぶ。 新生児期に感染した場合、宿主はウィルスを排除できず、ウィルスは肝細胞で増殖し続ける。 感染者は長期間にわたって、ウィルスを排出しつづけ、肝機能障害が増悪・軽快を繰り返す。この場合、肝硬変、肝癌になる可能性が高い。 |
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| 治療 | 薬物療法、安静療法、食事療法の3つが柱となる。 薬物療法といっても、特効薬はなく、栄養素の補給や肝細胞の働きを助ける薬が使われる。 食欲が出るまでは点滴で栄養を補給する。 また、肝臓に充分な血液を流すためには横たわっているのが一番。 黄疸が出てから1週間は安静を心掛けること。 高エネルギー、高たんぱく、高ビタミンの食事を取るようにすること。 特異的な治療法はないが、多くの場合、2ヶ月前後で自然治癒する。 |
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| 備考 | 肝炎にはB型肝炎の他に、A型肝炎、C型肝炎などがある。 B型肝炎のウィルスは、ヒトとチンパンジーのみに感染し、感染者の血液、唾液、乳汁などに出現する。 性行為による感染では、男性同性愛者、乱交などは特に危険。 |
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| ■エイズ AIDS | ||||||
| 別名 | 後天性免疫不全症候群 AIDS:acquired immunodeficiency syndrome |
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| 病原体 | ヒト免疫不全ウイルス(HIV:human immunodeficiency virus) エイズウィルス |
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感染経路 |
1.性的接触 感染者とのコンドームを使わない性交・オーラルセックス、性器具の共用など無防備なセックスは感染の可能性がある。 |
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| 2.血液感染 感染者の血液が傷口や粘膜に触れたり、血液・臓器の提供、注射針の共用(麻薬の回し打ちなど)によって体内に入ると感染の可能性がある。 |
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| 3.母子感染 感染している母親から妊娠中・出産時・授乳によって子供に感染することがある。 |
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| ※だ液、汗・涙など、またはペットや虫を介しては感染しない。 | ||||||
症状 |
HIVに感染してから平均して10年後に発病し、やがて死に至る。 エイズウィルスは特定の感染症やガンに対する抵抗力を衰えさせてしまい、こうして引き起こされた病気がいくつか重なった状態をエイズと呼ぶ。 日和見感染、カリニ肺炎、カンジダ症、抗酸菌症、サイトメガロウイルス感染症、ヘルペス感染症、クリプトコックス症、悪性腫瘍、悪性リンパ腫、カポジ肉腫、他に、異常な痩せと下痢が目立つHIV消耗性症候群や痴呆、不全麻痺や痙攣を伴うHIV脳症などを併発し、最終的には死に至る。 |
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治療と予防 |
エイズを完全に治す方法はまだないが、エイズに合併する感染症を予防・治療することや、エイズウィルスとともに生きている人をケアすることには成功例がみられている。 医師の指導を守りながら生活することにより発病を抑えることが可能。 現在では3剤療法により、かなりの延命が期待できるようになっており、感染から時間が経過していない程、良い結果を示している。 HIV抗体検査は感染後6~8週目以降でないと正確な検査ができないが、感染の疑いのある時は検査ができる時期が来るまでに3剤の投与を受けるとAIDSの発病を抑えられることが期待できる。 このように、発病を抑えるよい薬も開発されており、世界中で治療薬やワクチンなどの研究が進んでいる。 なにより大切なのが二次感染の防止や予防対策。 コンドームの使用やエイズの正しい知識などを身につけよう。 |
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備考 |
1981年アメリカ合衆国で最初の症例が報告された。 日本では、1985(昭和60)年3月に最初の患者が発見された。1987(昭和62)年2月、日本政府は、エイズについての正しい知識の普及啓発、検査・診療体制の充実等を盛り込んだ「エイズ問題総合対策大綱」をまとめた。 その事業の一部を実施するため、民間の協力の下、1987年6月に厚生省の許可を得て 「財団法人 エイズ予防財団」が設立された。 |
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| ■クラミジア Chlamydia infection | ||||||
| 病原体 | クラミジア・トラコーマティス(Chlamydia trachomatis) | |||||
| 感染経路 | キス、性交、性交類似行為 | |||||
症状・男性 |
感染後3~20日の潜伏期間の後、放尿の際に違和感や痛みがある。 やや水っぽい膿が出る。 かゆみ、排尿痛、頻尿をともなう。 放置しておくと睾丸部分が腫れ上がり、発熱することもある。 |
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症状・女性 |
白い粘着質のおりものが増えるが、自覚症状はほとんどない。 知らないうちに菌が卵管や骨盤に達して、不妊症や子宮外妊娠の原因になることも。 妊娠中に感染すると、母子感染(結膜炎、肺炎等)の危険性もある。 出産までに完治させれば問題ないが、最悪の場合は帝王切開と言う手段を取る。 |
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| 治療 | テトラサイクリンやサルファ剤などの抗生物質の服用。 クラビットなどの抗生物質の服用でおよそ1~2週間ほどで完治するが、長引くことも。 抗菌剤の服用で2~4週間でクラミジア菌は消失する。 治療中は性交渉、自慰行為は禁止。 治療費は保険を使わない場合で15.000円くらい。保険が効く。 |
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| 備考 | クラミジアは現在もっとも蔓延している性感染症である。 男性は症状がわかりやすいが、女性はほとんど自覚症状ゼロ。 一度治っても、ピンポン感染(パートナー同士でくり返し感染し合うこと)しやすいので、治療はパートナーと一緒にすることが大切。 オーラルにより口の中に感染した場合は咽頭炎などの症状が出る。 |
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| ■非淋菌性尿道炎 Non‐gonococcalurethritis | ||||||
| 別名 | 非特異性尿道炎 nonspecific urethritis(NSU) 単純性尿道炎 simple urethritis |
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| 病原体 | 主にクラミジア・トラコーマティス(Chlamidia trachomatis) Ureaplamydia urearyticum、Mycoplasuma hominisなどのマイコプラズマ、一般雑菌(大腸菌など)、ウイルス |
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| 感染経路 | 性交、尿路感染 | |||||
症状 |
2~4週間の潜伏期のあと、放尿時の不快感、残尿感、軽い排尿痛や排尿時に焼け付くような痛みが走る。 外尿道口が赤くなり、時には尿道より膿がでることも。 女性の場合は尿道が短いので膀胱炎へと発展する可能性が高い。 クラミジアの項目参照。 |
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| 治療 | テトラサイクリンなどの抗生物質の服用でおよそ1~2週間ほどで完治。 保険が効く。 陰部の清潔に心がけ、性交後に排尿するとある程度の予防になる。 |
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| 備考 | マイコプラズマとは、細菌よりも大きく、ウィルスよりも小さい微生物のこと。 無細胞培養で増殖する。一部のものは人、動物に病原性を持つ。 |
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| ■精巣上体炎 Epididymitis | ||||||
| 別名 | 副睾丸炎 | |||||
病原体 |
主にクラミジア、一般細菌 | |||||
感染経路 |
淋病やクラミジアからの併発 | |||||
症状 |
尿道から射精管を通じ、精巣上体へ雑菌が侵入したり、リンパ腺からの侵入により、睾丸の付け根の辺りに副睾丸炎を起こす。 発熱、激痛、陰嚢部の腫れなど。 |
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治療 |
安静、冷湿布、抗生物質の投与など。 泌尿器科にて検査する。 |
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備考 |
慢性化すると精子の通過障害の原因になり、さらに男性不妊になることも。 | |||||
| ■膣トリコモナス(膣炎) | ||||||
| 病原体 | トリコモナス鞭毛虫、トリコモナス原虫 膣トリコモナス(Trichomanas vaginalis) |
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| 感染経路 | 性交、性的類似行為 男女間でくり返すピンポン感染。 便器やお風呂の椅子、タオルなどからの感染も考えられる。 |
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症状・男性 |
膣トリコモナスは、女性の膣だけでなく、男性の尿道、前立腺などにも寄生するが、男性の場合自覚症状はほとんどない。 あっても分泌液の増加、軽い不快感程度。 しかし、たとえ症状がなくとも性的パートナーへの感染源とはなり得るので、治療が必要である。 |
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症状・女性 |
潜伏期は1~2週間程度。 膣トリコモナスは、グリコーゲンを活発に消費するため、糖、グリコーゲンを多量 に存在する性的に成熟した女性の膣を好んで寄生する。 通常、女性の膣内は乳酸桿菌の働きにより酸性であるため、ややアルカリ側に偏る妊娠時あるいは月経時に感染しやすい。 全ての人に自覚症状が出るわけでなく、30%~80%ほどといわれている。 おりものは膿が混じる為に淡黄色から黄色または乳白色で比較的さらっとして水っぽく、悪臭がある。泡のようなものが混じることも多い。 膣の粘膜が赤く腫れ、発疹ができたりするため、性交渉時の膣の痛みや少量の出血を起こすことがある。原虫が尿路に侵入した場合には排尿痛を起こすこともある。 同時に、約20~30%の患者に外陰部の発赤、痒み、灼熱感などが見られ、原虫が尿路に侵入した場合には、排尿痛あるいは排尿時不快感が生じる。 進行すれば、帯下が血性となり、膣壁に黄色の分泌物を伴う小さな顆粒状ないし斑点状の出血班がしばしば見られるようになる。 |
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| 治療 | 膣トリコモナスは、膣だけでなくその周囲臓器にも寄生するため、治療薬の全身投与が基本となる。 男女ともに治療が必要で、フラジール(メトロニダゾール)膣錠とフラジール内服薬の併用で2週間ほどで完治。 男性は内服薬のみ。膣のほか、尿路に侵入して潜伏することがあるため内服薬も必要になる。 膣トリコモナスに感染した場合、パートナーの70~80%は、たとえ無症状でも感染しているので、同時に治療する必要がある。 |
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| 備考 | トリコモナスは動物界に広く分布する原生動物鞭毛虫類に属する単細胞動物(原虫)の一種。 人に寄生するトリコモナスには、腸トリコモナス、口腔トリコモナス、膣トリコモナスの3種類があるが、STDとして重要なのは膣トリコモナスである。 |
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| ■アメーバ性赤痢 | ||||||
| 病原体 | 赤痢アメーバ(Entamoeba histolytica) | |||||
| 感染経路 | 性交、性的類似行為 嚢子を含んだ糞便に汚染された食料・飲料水の経口的摂取。 アナルセックスやオーラルセックスの際は特に注意。 |
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症状 |
潜伏期は1~3週間程度。 感染者の多くは発症しないことがほとんど。 初期症状は下痢、腹痛、血便で、血が混じったイチゴゼリー状の下痢便が出る。 慢性化すると腸壁が肥厚・繊維化し、下痢と便秘が交互にみられる様になる。 重症になると、腸管穿孔による腹膜炎を引き起こす。 初期症状として中程度の発熱、右季肋部の重圧感・不快感がある。 ついで右季肋部の痛み、肝腫大などが現れ、食欲不振・むかつき・嘔吐を伴う。 |
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| 治療 | 重症になると手術による膿の除去が必要となる。 早期発見ならば薬による治療が可能。 |
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| 備考 | アメーバ性赤痢は赤痢アメーバによって生じる腸管感染症で、その約3分の2は同性愛者といわれている。 | |||||
| ■外陰部カンジダ症(膣炎) | ||||||
病原体 |
カンジダ菌(Candida albicans) | |||||
| 感染経路 | 性交、性的類似行為 多くの女性が経験する病気で、性交渉が無くても自然発症する。 健康な時には菌が付着しても普通 は発症はしないが、疲労などによる抵抗力低下時に発症する場合が多い。 ホルモンの影響が大きく、妊娠時、糖尿病者、ビタミンB欠乏者に多く発症する。 抗生物質やステロイド剤を長期間大量 に使用すると発症度が増加する。 カンジダ菌は普段は腸内に寄生しているため便に混ざっており、そこから菌が付着することが多い。アナルセックスの際は特に注意。 |
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症状・男性 |
尿道炎を引き起こすが、症状は軽い。 | |||||
症状・女性 |
性器、外陰部が赤く腫れ、かゆみを伴い、白いヨーグルト状のおりものがある。 また、膣内粘膜には白または黄色のカス状のおりものが付着する。 |
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予防 |
カンジダ菌はカビの一種なので、ズボンよりスカート、ナイロンより綿の下着を着用するなどムレない条件を作ること。 当然ながら不規則な生活を避けることも大事である。 カンジダになりやすい人は抗生剤、ステロイドホルモン、ピルの使用はなるべく避けた方がよい。 |
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| 治療 | 膣炎だけの場合にはナタマイシン、クロトリマゾール、トリコマイシン、マイコスタチン等の膣錠(膣に入れる)、外陰部にも炎症がある場合にはピマフミン、エムペシドクリーム等の塗り薬と併用で10日ほどで完治。 だが、症状の程度によりかなり個人差があるので一概には言えない。1ヶ月ほど患っている人も多い。 ビタミン剤や、状況によっては抗真菌剤の内服薬を処方される場合もあり、生理中の治療は延期される。 炎症があるときは、入浴時に石鹸で洗うと症状が悪化することがあるので、低刺激性の石鹸か、お湯で丁寧に洗い流すようにした方が良い。 妊婦の感染の場合には出産前に治癒しないと、産道を通った赤ちゃんの口内に感染する危険性がある。 |
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| 備考 | カンジダ菌は誰もが腸内に持っている菌(真菌:カビ)であり、通常は発症しない。 通常でも1割ぐらいの人は膣内にカンジダ菌がいると言われている。 性交渉でも感染することがあるというだけで、一般に言われる「性病」ではない。 |
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| ■疥癬(かいせん) | ||||||
| 病原体 | ヒゼンダニ(疥癬虫) | |||||
| 感染経路 | 患者との密接な接触、寝具や衣類の共用、不潔な性行為など | |||||
症状 |
潜伏期は約1ヵ月程度。 激しい痒みを伴う赤いブツブツした丘疹が全身に見られ、これは夜中に強くなる。 指の間、外陰部、各関節窩に好んで寄生し、水疱や膿疱、疥癬隧道(5~10ミリのS字状に曲がった線条隆起。中には卵と糞がある。)を生じる。 ダニの増殖と共に、赤い斑点は全身に広がっていく。 |
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| 治療 | 軟膏と治療用入浴剤の使用で1ヶ月ぐらい。 疥癬があるときは寝具や下着の共用を避け、洗濯や熱湯消毒を毎日行うこと。 |
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| 備考 | ヒセンダニは皮膚の柔らかい部分(指の間、わきの下、陰部など)に寄生する。 ダニの体長は0.2ミリぐらいで肉眼では見えない。 |
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| ■ケジラミ(ケジラミ刺咬症) | ||||||
病原体 |
ケジラミ | |||||
| 感染経路 | 患者との密接な接触、寝具や衣類の共用、不潔な性行為など | |||||
症状 |
下腹部、外陰部など陰毛の生えた部分の陰部のかゆみを生じる。 激しいかゆみであるため、ときに掻破湿疹からリンパ節腫脹を来たすこともある。 ケジラミの排出物が茶色のシミとして下着に付着することから、気付くことも。 |
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| 治療 | 陰部を剃毛し、清潔にした上で、オイラックスを擦り込む。 陰毛を剃らずに治療することも出来るが、若干期間が長くなる。 殺虫剤としては、スミスリンを用いるが、卵には効かないので、孵化時期を想定し、1週間程度の間隔を空けて、数回外用する必要がある。 ※「スミスリンシャンプー」は薬局でも購入可能です。パウダータイプとシャンプータイプがあります。 |
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| 備考 | ケジラミはシラミの一種で、灰白色~褐色の成虫は肉眼で確認できる。 活動性に乏しく、毛に付着したままで、同一場所から長時間継続して吸血する。 主な寄生部位 は陰毛、腋毛、その他の体毛であるが、体毛のない小児では睫毛、眉毛に寄生することがある。 |
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| ■いんきんたむし | ||||||
別名 |
白癬(はくせん)、股部白癬 | |||||
| 病原体 | 糸状菌 | |||||
| 感染経路 | 皮膚接触、ペット・不潔な寝具からの感染 汗による皮膚の損傷(むれるとか)や糖尿病、免疫不全などにより発症しやすくなる。 副腎皮質ホルモン剤の内外用も感染しやすくなる原因となる。 |
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症状 |
青年男子の股の部分にできやすい。 時にわきの下、乳房下部、へその周囲にも発症する。 股に赤いブツブツができ、次第に周囲に広がり、弓状になる。 患部は堤防状に隆起すし、激しいかゆみをともなう。 肛門やお尻付近にまで広がることもあるが、陰嚢部にできることはまれである。 |
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| 治療 | 一般的に抗真菌薬の外用、または内服を、皮膚の入れ替わりまでの期間、約3ヶ月ほど続ける。 市販の水虫薬もいんきんたむしに効く。 |
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| 備考 | 何種類もあるカビの一種による感染で、感染部分によって呼び方が変わる。 足にできれば「水虫(足白癬)」、頭部にできれば「しらくも(頭部白癬)」となる。 |
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