Home » 風俗コラム » 中区の帝王 » 02 開業目前
(前号までのおなはし)会社も女もすべてが順調。月収も100万以上とセレブ街道へまっしぐらだったM氏。なのにどういうわけかギャンブルにのめりこみ借金大王に!?挙句の果てに会社からも肩を叩かれ、絵に描いたような転落劇…。M氏は本当に風俗カリスマ四天王になれるんだろうか?
金や女、すべてにおいて何一つ不自由なく、毎日が夢のようなハーレム状態から一転の俺。ゲームにハマり膨れ上がった借金が、気がついたときにはすでに一千万円近くになっていたとは!?しかも勤務先のあちこちの支店、営業所の女共のことも会社にバレ、免許も取り消し。こんな俺を待っていたのは当然「クビ」だった。
残された道は2つ。真面目に働き返済していくか?いや、それとも手っ取り早く自己破産という道を選ぶか?しかし、悩みはしたが答えを出すのに時間はかからなかった。俺は出来る人間なのだ。「運が悪くなければのし上がれる男だ。もう一度這い上がってやる」と腹をくくり、真面目に働き返済をしていく事を選択したのだった(この「やる気のオーラ」が俺の女にモテるフェロモンなのだ!諸君、真似していいぞ。)
約1年間、某大手運送会社に就職し、営業所での作業をしつつ欠格期間を終えた俺は、早速免許を取り直した。そして高給を得るためドライバーとして必死で働き、なんと1千万近くもあった借金を、僅か2~3年で完済完了!(今でも「さすがは俺!」とほめてやりたい)その後も、花形ドライバーを経て、社内での作業や夜勤などをこなし、やりがいのある仕事と感じていたこともあり、俺はまじめに3年間働き続けた。
だが、物事がうまくいっているときほど欲が出てくるものである。ギャンブル好きな俺はパチプロになるため退社。今度は借金もなく身軽な俺。クランキーコンドルというパチスロ機で生計を立てることにする。(この機種は現在の技術介入打のきっかけを作った機種で、今では常識となった「リプレイはずし」はこの機種からと言っても過言ではない。こんな打ち方をメーカーが設計段階から想定して作った最初の機種だ:編集部)設定1の低設定にも関わらず機械割りが100%超は当たりまえ。俺は月収100万以上を楽々揚げていた。まんまとセレブへ返り咲いたわけである。
27歳から始めたパチプロ生活は32歳まで続けたが、ここで俺はそれまでの人生で最大の勝負にでた。貯めた金を元に流川に小さなスタンドを出すことにしたのだ。しかし「絶対大もうけしてやる!」と意気込みだけは大きかったが、思うように女の子も集まらずあえなく玉砕!今まで雇われる側の人間だった俺は、経営者としてのノウハウはまったく無く、社長業としてのホロ苦いデビューだったのだ…。それまでの貯金がすべて底を尽き、まったくの無一文になったが、すかさずパチプロ生活を再開!しかしさすがに30歳過ぎの男がコレではお天道様に顔向けできない。何か仕事をしなくては!と漠然と焦っていた俺なのだが、このときたまたま知り合いだった風俗嬢たちから相談を受ける。当時の俺はソープ嬢や箱ヘル(ファッションヘルスなどの店舗型ヘルスをこういう言い方をしていたのだ)デリヘル勤めの女友達が多かったのだ。
「俺が相談したいくらいだよ!」と思いながら女の子の前では言わない俺。まずは彼女達の話を聞いてみることにしてやった。彼女たちの言い分を要約するとこうだ。「辞めたいのに辞めさせてもらえない。でもこの仕事は続けていきたい」と。口を揃えて彼女だちは自店に対しての不満を言い、しかも!俺にデリバリーヘルスの店を出して、そこで働かせてくれと言うのだ。俺の生き方、「女、子供には優しく」をポリシーにしている甲斐あってかどうかは知らないが、女の子に頼まれたら俺もイヤとは言えない。ここはいっちょやったるか!?と気合を入れ風俗界にデビューを決心!(といっても俺が風俗嬢になるわけじゃないぜ!)平成ゴジラXメカゴジラの対決で世の中が揺れていた、平成14年が暮れゆく冬の出来事だった。
こうして風俗業界にデビューすることを決心したM氏。過去のスナック経営での失敗を生かし、見事リベンジすることが出来るのか?M氏社長業エピソード2”RM帝国の逆襲”が次号より幕を開ける!
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