Home » 風俗コラム » 中区の帝王 » 01 序章
ミナミの帝王ならぬ中区の帝王、風俗カリスマ四天王の一人M氏が広島デリ業界で成り上がるまでの半生を語る!人気店の秘密が、今ここに明かされる!
マンガやVシネに出てくるヤンキーのごとく、誰もが武勇伝として語りたがる定番の悪事(?)を経験した学生時代、そしてその後は定職にも付かず、今で言うニートで始まった俺の社会人生活。しかし時代はまだこんな人間の過ごしやすい世の中ではなく、世間様の目もあり、不本意ながら真っ当な人間を目指さなくてはならなくなった俺。まずは「仕事に就こう!」と軽く決意。手元にあるエロ本の巻末に掲載の怪しげな求人を見て職探し(今思えば、求人誌を見ないところが、太平洋のように心の広い俺の人間性の始まりなのである)
俺の目に留まった求人広告は「月収100万円楽々可能」の教材販売の仕事。これだ!と思い即面接アポとり。閃光のごとく行動したのが功を奏したのか、はたまた俺の将来性を買ってくれたのか(笑)即採用。仕事の内容は、電話でのアポ取り→訪問のセールス。頼れるものは自分のトークと足だけで、ドアからドアへとセールス行脚。学生時代にケンカに明け暮れた持ち前の負けん気で、断られてもめげず毎日朝早くから夜遅くまで何十件となく訪問。その努力が早くも入社1ヶ月目から花開き、なんと会社の新人記録を出してしまったのだ、俺って「デキる男」じゃん!と勝手に思い込み、天狗になっていたのも束の間。あっという間に2ヶ月目も残り僅か。気づいた時にはもう遅く、華々しい記録の上にあぐらを書いて何もしなかった俺は結局成績0!しかしここでメゲない俺は、またしても3カ月目の前半を遊び呆け、残り20日で挽回のつもりがまたまた惨敗!このように、あまりにもムラのある実績のため、研修という名目で下関営業所に移動。これは体のいい左遷。このトホホな転勤に、さすがに俺も反省しないわけにはいかない!毎日人が変わったように必死になり、本来の実力を思う存分発揮した、ここでも脅威的な売り上げを叩き出したのだった。しかも最終的には、この営業所の売り上げ=俺1人の売り上げにまで伸ばし、本社からの絶対的な信頼を得ることになり、営業推進部に栄転という新たなポジション勝ち取ったのだった。(これぞ本来の評価。「脳ある鷹は爪隠す」なのだ)
推進部の仕事とは、売り上げ不振の営業所に赴き、売り上げ向上のための対策を練り、指導する部署である。全国各地の営業所を飛び回り、俺の指導により業績アップさせていくことに非常にやりがいを感じ、より一層デキる男へと成長している自分を感じていた。こんな俺を女どもが放っておくはずはなく、俺自身もデキる男オーラを存分に活用。各営業所に事務員として働いる若い女の子と仲良くなってゆき、最終的には各営業所に1人づつの女を配置という、どこの営業所に出向いても毎日がハーレム状態!収入も十分にあり、俺にとって若い女をオトすのは、訪問販売で客をオトすほどは難しいことではなかったのだ。まさにトークのマジックである。ナンパ成功率に悩んでいる君、街角でスカウトに励む若きデリヘルオーナーの諸君!まずは訪問販売でセールス経験してみたまえ。そこに道は開けるぞ!
夢のようなハーレム状態がしばらく続き、晴れて高松営業所の所長代理なった俺。月収も100万~150万ほどになり、いわゆる「勝ち組」への階段を一歩づつ確実に昇っていることを実感していた。しかし、元来遊び好きな俺は、順調に行き過ぎている仕事と、女たちも思い通りにオトせる日々に次第に刺激を感じなくなり、ギャンブルへのめり込んでく。もちろんパチンコやスロットでは得られない強い刺激を感じることのできる高換金率の(もちろん違法)ゲームにだ。結果、たまには勝つこともあるものの、どんどんと負けが続き、あれよあれよという間に借金がかんでいく。そして気付いたときには時すでに遅し、なんと1千万の大台に乗るのも目前となったそびえたつ負債の山に「軽く(ぜんぜん軽くない!)ヤヴァい」と冷や汗が吹き出る俺。どうする俺?どうする~??
悪いことは続くもので、借金だけでなく、女の子との悪事も全て会社にばれてしまい、さらには免許も取り消しと踏んだりけったり。挙句クビにされたM氏!残された道は2つにひとつ。自己破産か?それとも、心を入れ替えまじめに返済か?波乱の第2幕は次号を待て!!
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