ぼくちん初めて物語
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今でこそ「可愛いクマさんみたい」と言われるボクちんですが(自分で言うなって!?)実は昔は結構やんちゃ小僧でした。ですが、しがないダンプの運転手をしていた30歳目前。「なんとなく過ぎていく毎日でいいのかな~?」「一度きりの人生がこんなのでいいのかぁ~??」など、ボクちんの心に疑問が浮かんでは消え、消えてはまた浮かび…。そんなある日!いつも一緒に遊んでいた後輩の仲良しT君。彼が一念発起して、なんとなんと車の修理工場を始めちゃったじゃないですか? 突然立派な工場を建て、日々順調に仕事をこなしていく後輩T君。でも彼にとっては全然突然なんかじゃないんですよね。将来に対する考えがしっかりとあって、念入りに準備して始めたことだったんだよね。でもボクちんにすればうらやましい!うらやましすぎるぜT君!!これを機会に何か自分で始められる仕事はないものか?と考えるようになりました。そんなときボクちんの同僚のダンプ仲間D君が、なんだかニヤニヤしながらボクちんのダンプに近づいてくるじゃぁないですか!彼の手には1冊の本が…。この1冊の本がボクちんの今後の人生を大きく変えるのでした。
同僚D君の手に握られていたものは、当時創刊されたばかりの、広島では初の地元風俗雑誌P!その中にはデリバリーヘルスなどと言う怪しい風俗がズラ~リ…。風営法の改正で、数年前から許可された新手の風俗って言うじゃないですか!それまでのボクちんにとっての風俗は、忘年会や飲み会などで流川に行ったときだけに体験するもの。目から鱗とはこのことです!コレならボクちんにだって出来るんじゃないか?毎日そのことが頭から離れません(あ、エッチな妄想じゃないですよ~)三日三晩頭をフル回転!頭の中が風俗のことでいっぱいだから、話しかけられてもブツブツ独り言をばかりのお茶目なボクちん。
なんとか頭の中で構想が出来上がってきたので後輩のT君に相談してみる。するとなぜかT君は超~ノリノリで「すぐやりましょう~!」ってな具合でとんとん拍子に話しは進み、受付電話もスグに開通、警察にも申請を済ませました。パチパチパチ~!んがしかし、まだこれだけでは「開業してもいいよ」と言うだけで、他にもやらなければいけないことはい~っぱい!山積み状態です。そのひとつが、風俗店で一番大事な女の子集め。ココは一番苦労したとこです。当時のボクちんはかなりスリム(キラッ!)女の子の知り合いも沢山いましたが、やっぱりそう簡単に風俗の仕事はしてもらえません。ラクショ~!なんて考えてたボクちんは絶望のどん底へ…。メッキリ凹んでいたら後輩T君が有力情報を仕入れてきました。「風俗嬢の知り合いがいる」と。希望の光がさしてきだぞぉ~!早速会わせてもらい話し合い♪なんとかお店に入ってもらう了承をとりつけ一安心!しかし、そこにはとんでもない落とし穴が~!!
風俗界では新米のペーペーのボクちん。業界の掟など全然知りません。ですが、実はこのときボクちんがしでかしたことは、風俗の業界ではタブーとされている「引き抜き行為」でした。お店を変わるなんて本人の自由じゃ~ん。などと能天気に考えていたおバカなボクちん。当然、相手のお店からのクレームが超特急でやってきました。その後はもめにもめ泥沼状態!何度も何度も話し合いをした結果、なんとか移籍の許可を頂き一安心。声をかけていた知り合いからも、仕事をしてくれそうな女の子を紹介してもらい、数人ですが、女の子を入店させることになんとか成功!
しかしまだまだ女の子が全然いないよ…。切羽詰ったボクちん。やっぱコレでしょ?とテレクラに2ショット(皆さんも一回はやったことあるでしょ?)三昧の毎日。これが遊びだったな~、なんて考えも少しはありましたが、そんなことを考えている場合じゃありません。なんとかテレクラで3人の女の子をGETし開店まであと一息ってところまでこぎつけました。女の子が揃ったらお次はお客さんのところに持っていく道具などもそろえなくちゃいけません。何度も言っていますが超~風俗初心者&素人のボクちん。デリヘルなんて利用したこともなければ、雑誌を見るまでは聞いたこともない、なんて有様。内容を知るのにイチバン手っ取り早いのは、まず自分で利用してみることだ!と、風俗誌を握り締めホテルへGO!彼女達が持ってくるものなどをくまなくチェックチェック…。OK~!風俗嬢はこんなものをもって仕事してるのか!?だけどそれをどこで手に入れればいいの?またまた困ったボクちん。ローションとイソジンなんて薬局で買えばいいじゃん!と訪れた薬局の在庫を買占めご満悦♪しかも…、業務用ではないちっちゃいやつをありったけです(^^)…。はい、バカですね。
それでもなんとか道具もそろい、広告を依頼していた雑誌の発売日は、待ちに待った開店初日。なのに、な~の~にッ!ここでまたまた重大な出来事が起こっちゃいました!テレクラGETした女の子のうちの何人かが連絡が取れないッス!何回コールしても虚しく呼び出し音が鳴り響くだけ…。お~い!大丈夫なのか~?会社勤めだったボクちんには無断欠勤なんて考えられない!しかも開店当日なのに!結局その女の子とは連絡が取れないままの開店初日!いろんな問題やトラブルがあったものの、当時はまだ店舗の数が少なく、ポツポツとだけど電話が鳴り始めてきちゃいました(ヤッターッ!)なかなかの滑り出しぢゃん(^^)でも安心はできないのだ。そのときの在籍は3人(!)みんながが毎日出勤してくれるわけはないから、出勤0人なんて日もざら。お客さんは電話してくれてるのに仕事にならない毎日が続きました。でも、そんなこんなで開店して1ヶ月が過ぎようとしたある日、事務所に帰ってみると、声をかけていた後輩H君が、な・な・なんと4人もの女の子を連れて事務所で待っているじゃな~い!しかも「お店で働きたいので話を聞かせてほしい」と!これを逃してはいけないと必死に説明するボクちん。思いが通じたのか無事4人の入店が決まり一安心。さぁ!希望の光が差してきたぞぉ~!!
お仕事の送迎や出勤の送迎、仕事道具の補充とやる事はテンコ盛りの毎日。お昼前に起きだし翌朝4~5時まで仕事。少ない睡眠時間を送迎中の待ち時間で補いなんとか一日を過ごすボクちん。でも女の子も揃ったしがんばるぞ~!
多少の問題もあったけど、なんとか順調なスタートを切れたT氏。でもまだまだこれからいろ~んな困難が待ち受けています!それは…、次号よりの展開を期待!
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